植物と幸せ。
夏の花壇はパープルとグリーンで
植物を育てる楽しみを知ってほしくて庭づくりをしています。初心者でも少しの場所しかなくても植物は育てられる。この仕事をやっててよかったなと実感した庭をご紹介します。
＊詳しくはコチラ↓
いろんなことがギュッと濃縮されたようなお庭
・・・・・・・・・
高台にある住宅で庭に出来る部分は1mほどの幅。それでも貴重な土のある場所です。ベランダではなく、土があるから木と草花を地植えにして育てられ、鉢植えで育てるよりもずっと手間入らずです。もしここに植物のグリーンがなかったら、リビングから見える景色は本当にさみしいものになってしまいます。
明るい日陰花壇
・・・・・・・・・
玄関脇の貴重な日陰。西日をフェンスで遮っています。日が当たる部分にはクリーピングタイム。中心にあるのは「ヘレボラス’エリックスミシー’」。夏はグリーンで涼しげに、冬から春にかけてはホワイトグリーンの花を楽しませてくれます。ここでは日向と日陰の植物が同居してます。花壇には季節ごとに様々な花が咲くように宿根草を植栽してあって、少しだけ一年草で色を足すようにするとにぎやかになります。
階段下の植込み「７月」
・・・・・・・・・・・・・・
階段の下にも小さな植込み。
白いエキナセアを中心とした花束のよう。夏の花があふれんばかりに咲いてくれました。
・・・・・・・・・・・・・・
階段下の植込み「１月」
・・・・・・・・・
冬はこんな姿。半年で見事に育ってくれました。地面はコンクリートをはいで土を出してから植栽しています。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
この小さな庭の植物達は本当にのびのびと育ち、伺う度に成長した姿に驚かされます。お家の方が毎日丁寧に見守って下さっているのが感じ取れ、お店に居た時よりもずっと永く咲く花達が、とても喜んでいるように見えます。
お家の方も、植物も、この庭にかかわった人みんなが幸せを感じられるような庭をこれからも作っていきたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・