北の住まい設計社NAGOYA+バラの剪定講習会
今日は朝から雪です。
雪の降るのを眺めているだけで時間が過ぎてゆきます。
外の作業は出来ないけれど室内でじっくり考え事をするには良い日です。
先日「北の住まい設計社名古屋」さんの庭でバラの剪定講習会をしました。
素敵な建物をバックに庭の手入れが出来るだけで楽しいです。
*詳しくはコチラ↓
北の住まいさんには、ツルバラや原種系のバラなど5本ほど植えられています。昨年から手入れをさせてもらっていますが、今回は手入れついでに講習会をしてしまおう!ということで、こちらで企画をして下さいました。
入り口の脇に広がる、ピンクのバラを使って講習開始。
バラは人それぞれ、品種によっても手入れの仕方が異なり、バラを何年も栽培している人でも、何が正しいのかよくわからなくなります。
私の場合、基本的な手入れ以外は、それぞれのバラにまかせる放任主義。この時期に、「枝を整理すること」「肥料をやること」さえ出来ていればとりあえず成長はしてくれます。あとは、それぞれのバラに合わせて、どの位置でどれくらい切るのか考えながら切る枝を決めます。
昨年切った枝を見ながら、バラの成長を確認。意外な芽が動いていたり、思っていた以上に成長しているもの、あまり動いていないもの、様々です。毎年見続けることでそのバラの性質がわかり、それぞれに合った剪定の仕方を、バラ自身が教えてくれます。
変化し続ける庭の手入れは、ずっとやっていても飽きない楽しい仕事です。
剪定講習会のあとは、室内でおいしいお茶をいただきながらのティータイム。
集まっていただいた方は、初心者から上級者まで様々。それぞれ自分の庭の話や好きな植物の話題で盛り上がりました。みなさん熱心に植物を育ててみえる方ばかりで、植物に対する愛情が伝わってきます。
最後に、剪定で使用したバラの枝をお土産にお持ち帰り。挿し木で増やすことに挑戦するそうです。今回使用したバラはラベルがなくなっていたので品種はわかりませんが、丈夫で花付きも良く、トゲがまったくない、育てやすいバラのようです。庭好きの方達と交流する機会を持てて、私自身も刺激をもらいました。
雪がやんだら冬の庭の手入れをしなくては。春はもうすぐそこです。