春の一年草を育てる。
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毎年9月頃から次の年の為に種を蒔きます。
最近は気候がおかしいので、2、3回にわけて発芽の状態を見ながら種まきを追加。
一年草は庭で春に咲いた花の種を大切にとっておいたものなので、少しも無駄にしたくありません。
試行錯誤した結果、プラグトレーに数粒づつ蒔いて、本葉が出そろった頃に9cmのスリット鉢に植え込む方法に落ち着きました。
一年草は早いもので2日、遅いもので、1、2週間で発芽。宿根草も同じように蒔きますが、発芽に1ヶ月以上かかるものもあり、気長にそのまま春まで待ちます。
種まき用の土は肥料分が含まれていないものの方が、小さな芽に負担がかからないので、うちではスリット鉢の土を使っています。湿らせるのに一手間かかりますが、適度な湿り気と酸素のお陰で発芽した苗が元気に育ってくれます。
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11月下旬頃から植栽可能。少量多品種で栽培しているので、造園の植え込みに使ったり、お店で販売したりしていると、あっという間になくなります。うっかり来年用の種をとる苗まで売ってしまわないように注意。
早めに植えられるものは植えて、花壇で大きくします。
背の高くなる一年草は市場には出回りにくいので貴重品。白、青、ピンク系の花を中心に作っています。
この仕事を始める前、10年以上前から続く作業。
ケイズガーデンの原点です。
○写真の一年草は左上から、
エキウム(白)
アグロステンマ オーシャンパール
シレネ チェリーブロッサム
ギリア カピタータ
シレネ ドワーフピンクスター
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